マインドフルネスに子育てしたい!

二児の母がマインドフルネス育児を目指すブログ。ヨガ/たまに食物アレルギーも。

長女の食物アレルギー / 初めての症状から病院探しまで

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Photo by Jakub Kapusnak on Unsplash

初めてのアレルギー症状

長女(2歳1ヶ月)には食物アレルギーがあります。卵・小麦・ナッツ類・そばです。生後7ヶ月の時に、市販の離乳食のマカロニグラタンを一口食べて、全身のむくみ、発熱、蕁麻疹がでました。初めて症状が出たのはなんと旅行中。すぐに救急に連れていき、ことなきを得ましたが、本当に反省しました。

育児をしていれば、旅行中に初めての食材を与えるなんてもってのほかだということは常識だと思います。初めて食べる食材は平日の午前中に与えることが推奨されています。理由としては、何かあった時にかかりつけ医にすぐに診てもらえる・寝ている間の発症を防ぐためです。にも関わらず、私は「大丈夫だろう」という甘い考えで、与えてしまいました。私自身はアレルギーとは無縁の生活を送ってきたので、まさか自分の子どもに食物アレルギーがあるなんて思ってもいなかったのです。

旅行から帰ってから、かかりつけの小児科医にアレルギー専門医を紹介してもらい、パッチテストで卵・小麦・ナッツ類の食物アレルギーがあることが判明しました。当時はアメリカに住んでいたので、そばは検査項目に無く、これは日本に帰国してからの再検査でわかりました。それからは、アメリカ人医師の指導でアレルゲンを完全に除去して生活することになりました。

食物アレルギーの講演会に参加、病院探し

 日本に帰国後、さいたま市子ども未来局主催の食物アレルギー講演会に参加しました。そこで初めて、食物アレルギーは治療できるということを知ったのです。アメリカでは、食物アレルギーは除去をしつつ自然に治るのを待つというスタンスだったので、目から鱗でした。当時は埼玉県に住んでいたので、さいたま市内で経口負荷試験*1を行っている病院を探し、近所の小児科医に「さいたま市民医療センター」への紹介状を書いてもらいました。ところが、さいたま市民医療センターのアレルギー外来はとても混んでいるようで、初診の予約が取れるのは三ヶ月以上先とのことでした。負荷試験はなるべく幼いうちにしたほうがいい*2、と講演会でおっしゃっていたので、別の病院も視野に入れて探し直しました。

食物経口負荷試験を行なっている病院については、下記のリンクから探しました。

www.foodallergy.jp

 国立病院機構 相模原病院との出会い

埼玉県内にも経口負荷試験を実施している病院はいくつかありましたが、主人の実家近くの小児科医がおすすめしてくれた国立病院機構 相模原病院に通うことに決めました。この病院の小児科は、食物アレルギー、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の診療を得意としています。臨床研究センターとも連携をとっているので、最新の治療を受けることができます。実際に通い始めるまでは知らなかったのですが、どうやら食物アレルギー界では有名な病院のようでした。ここも人気で予約待ちかな…と思いきや、すぐに予約が取れたのです。他の病院に比べて、アレルギー専門医が多数在籍しているため、比較的予約が取りやすいのかと思います。紹介状をもらった一週間後くらいには初診を受けることができました。今も通院していますが、この病院にして良かったと思います。建物は古いですが、外来/入院の経口負荷試験は全国トップレベルの実施件数なので、診察の流れも非常にスムーズです。食物アレルギーでお悩みのお子さんがいましたら、ぜひおすすめしたい病院です。

次回は初診から血液検査、経口負荷試験のことなどを書いていきます。

*1:医師の指導のもと、ごく少量のアレルゲンを実際に食べて、アレルギー反応が出るかを確認する試験

*2:3歳くらいを過ぎると、アレルゲンを口にすると不快な症状が起こることが理解できるため、病院に行くことを嫌がってしまうとのこと