おすすめ書籍♡子どものためのマインドフルネス
「子どものためのマインドフルネス」
今日紹介するのは、子ども向けのマインドフルネス絵本です。我が家の長女(2歳半)もこの絵本を使ってマインドフルネストレーニングを行っています。
カラフルで可愛らしいイラストなので、小さな子どもでも興味を持ちやすいかと思います。幼児さんは保護者の手助けや誘導があると良いでしょう。小学生くらいになると、この絵本だけでマインドフルネスを実践することができるようになると思います。
長女はまだ自分では理解できないので、絵本の内容をわかりやすく説明し、一緒にやってみています。ろうそくの火を消さないように息をゆっくり吐いたり、お花の匂いをクンクンと嗅いでから「ハァー」とため息をついたり、可愛らしく真似していますよ♡親がいくら「深呼吸して!」と言っても、2歳ではまだ深呼吸かすらわからないので、上記のような例えをもとに説明するとよいみたいですね。
家庭はもちろん、教育や福祉の現場でも用いられているようです。マインドフルネスをビジュアライゼーションすることで、子どもたちによりわかりやすく伝えることができますよね。私もいつかこういう取り組みをしてみたいなと思っています☺️
親子でのマインドフルネスデビューにもおすすめな一冊です!Amazonでは内容を少し見ることもできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
児玉美保さん×吉田昌夫さんのマインドフルネスWSを受講した感想
マインドフルネスワークショップ-自己受容・自己肯定- 感想
先日、児玉美保さん×吉田昌夫さんのマインドフルネスWSに参加しました。子ども達が起きている時間だったのでオンタイムでは視聴できませんでしたが、アーカイブでじっくり観ることができました。オンラインで良質なWSを受講できて、アーカイブで後からでも観られるのは本当に便利!コロナによる自粛で不便なこともありましたが、こういったオンラインWSが活発になったのは、育児中で外出が難しいママにとって、とてもありがたいことです♡
m-mindfulness-p-jikojuyo.peatix.com
無意識に湧き上がる感情とジャッジしないこと
前半は児玉美保さんによる「ジャッジしない・ありのまま」をテーマにした講義でした。途中、瞑想やストレッチなども入り、自分自身と向き合う時間もありました。ストレッチを通して、痛みや、気持ちよさなど、無意識に湧き上がる感情をどのように受け止めるか。痛い=体が硬くてダメだ、とジャッジしたり。気持ちいい=こんなに身体が伸びて自分はすごい!とジャッジしたり。ジャッジすることもまた、無意識なんですよね。けれど、無意識に意識を向けることで自分をメタ認知し、冷静さを保つことを心がけることができる。そんなことを教えられた気がします。
価値判断を下すことは簡単です。自分はダメだと思って落ち込むこともある。他者に対して「あの人は努力していない」と勝手に判断することもあるでしょう。けれど、そのようにジャッジしたところで何か変わるでしょうか?自分自身によい変化を与えるのでしょうか?
自分の中に無意識に湧き上がるどんな感情も、「自分はそう思ったんだね。」と一度受け止め、そんな自分に「気づけてえらいね。」と一言褒めてあげる。これを繰り返すことで自分を愛することができるようになっていくのだと感じました。自分を愛するということは、自分を大切にすること。自分の命を慈しむことだと思います。そして、自分を受け入れて愛することができたとき、他者に対しての思いやりが育まれていくのでしょう。児玉美保さんの講義では、こんなことを感じたのでした。感謝♡
自己受容を深める方法とマインドフルネスの安全性
後半は吉田昌夫先生による「自己受容・自己肯定」をテーマにした講義でした。吉田昌夫先生の講義は初めて受講しましたが、画面上からでもエネルギーが伝わってくる方でした!マインドフルネスについて簡単な解説があり、思考との向き合い方や自己受容や自己肯定についての講義がありました。どのように自分を受け入れ、肯定するか?自己受容の深め方など、シンプルかつ専門的にお話してくださったので、非常にわかりやすかったです。以下、気になったポイントです。
自己受容の深め方
- 自分の内側に目を向ける(今ここ)
- 内側で感じていることに気づく(アウェアネス)
- 受容する、支持する(ジャッジしない)
この自己受容の深め方ですが、もともと自己肯定感がある程度高い方はそれほど苦労することはないと思います。「自分はありのままでいいんだ」と肯定できていれば、自然と自己受容を深めるトレーニングは身についているはずです。
しかし、心の中に「自分のことが嫌いだ」という感情がある方は、自己受容・自己肯定が難しいのではないでしょうか。自分自身と向き合うことで、苦痛を感じることもあるかもしれません。その苦痛や心の痛みも、ひとつひとつ気づいて受け入れる(あるいは受け流す)ことで、少しずつ自己受容できるようになるのでしょう。
言葉では簡単に説明できますが、人によっては本当に苦しい作業になると思います。トラウマを思い出してしまったり、パニック障害を起こすケースもあるかもしれません。マインドフルネスを薦めるうえで、注意しなければならない点でもあると感じました。ファシリテーターになる場合は、参加者が安全にマインドフルネスに取り組めるような心配りや環境設定も大切だと気づきました。
自己受容・自己肯定は自分だけで育めるものではない
もともと私は自己肯定感は高いほうだと思っていましたが、母親になってから「子供にイライラしてしまう私は母親失格だ」とか「まともに晩ご飯すら作れない自分はダメな母親だ」と無意識のうちにジャッジしていたことに気がつきました。環境や立場が変わったり、挫折や裏切りがきっかけで、今までできていたのに自己受容・自己肯定ができなくなることもあるでしょう。私の場合は、マインドフルネスもそうだけれど、夫やママ友に正直な気持ちを話して、受け止めてもらうことで前を向くことができました。
自己受容・自己肯定はトレーニングによって深めることができると思いますが、やはり他者から愛される経験や、認めてもらう経験なども大きく影響していると思います。私が参加しているMind body projectsの瞑想会では聞くマインドフルネス・話すマインドフルネスを主とした関係性マインドフルネスを取り入れています。この関係性マインドフルネスも、自己受容・自己肯定を育むきっかけになるのではないかと感じました。気になる方はぜひ参加してみてください。マインドフルネスは個人作業のように思いがちですが、こうした他者とつながるマインドフルネスにこそ、自己受容・自己肯定を育む力があると思いました☺️
長くなりましたが、以上WSの感想でした♡
育児の合間に♡トイレでプチマインドフルネス呼吸法
乳幼児ママはトイレもゆっくり入れないってホント?
ホントです。長女(2歳半)は私がトイレに行こうとすると必ずついてきます。こっそりトイレに行っても、私がいなくなったのに気づくとすぐにトイレに駆け込んできます。「ママトイレするの!恥ずかしいからドアの外で待っててね」と言っても「ママ、だいじょおぶよ。みててあげる。」と言って離れません。(みててくれなくていいんだがw)子どもと24時間いつも一緒でたたでさえ疲弊しているのに、トイレもゆっくりできない。ママはいつ休憩できるの…?そんなことばかり考えていました。けれど、トイレってなんか一息つける空間だなと思うんです。私だけでしょうか?個室だし、座ると「フゥ」とため息が自然と出てくるし。子どもからちょっと離れたい!と思ったときや、イライラしてしまったときなど、育児の合間にちょっと深呼吸してみませんか?
トイレでプチマインドフルネス呼吸法
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一度いまある空気を「フゥー」と吐き切って、鼻から大きく息を吸います。
- 息を3秒止めて、心の中で「いち」「に」「さん」と数えます。
- 口から大きくため息「ハァー」と吐き出す。
たったこれだけです!30秒もかからずできると思います。トイレで用を足しながらでもいいし、する前でもいいし。一瞬子どもと離れられた隙に、やってみてください。ほんの短い時間でも、呼吸に意識を向けることで脳を休めることができます。
もちろん、トイレの中でなくても、どこでもできる呼吸法ですので、隙間時間にぜひ取り入れてみてください♡
日常生活にマインドフルネスを!
当たり前に行っていることも、少し意識を向けるだけでマインドフルネスな状態を作り出せます。道具も、お金もかかりません。ただ呼吸に集中する。ただ洗い物に集中する。ただ子どもの話していることに集中する。
私は子どもや夫に対して、ついついイライラしてしまうのですが、少しでもマインドフルなママでいられるようにこういったプチマインドフルネスを生活に取り入れています。皆さんも一緒にマインドフルネスな生活を目指しましょー!