マインドフルネスに子育てしたい!

二児の母がマインドフルネス育児を目指すブログ。ヨガ/たまに食物アレルギーも。

子どもと一緒に♡マインドフルネスかくれんぼ

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Photo by Melissann

かくれんぼでマインドフルネス?!

我が家の長女(2歳半)はかくれんぼが大好きです。まだ上手に隠れることはできないのですが、見つけてもらうのが嬉しいみたいで、かくれんぼになるといつも大興奮です。かくれんぼって、隠れている間は息を潜めてじーっとしていますよね。今ここに集中して、自分の存在を隠す。静かにしなければならないので、自分の鼓動や呼吸がいつもよりよく聞こえる。鬼は数を数えてじっと待つ。数を数える呼吸法に似てるかも…かくれんぼって、マインドフルネスじゃん?!と思ったので、マインドフルネスかくれんぼを考えてみました。

鬼の場合

1. 数を数えることに集中する

どこに隠れたかな?すぐに見つけられるかな?といった思考は手放して、数を数えることに集中します。鼻から大きく息を吸って、いーち、と吐く。また息を吸って、にーい、と吐く。繰り返します。イメージは座禅の数息観です。10まで数えたら、探しにいきましょう!

2. 空間に意識を向け、相手を探す

 屋外の場合は、草花は遊具をひとつひとつ観察しながら。室内の場合は、テーブルの下やソファの色など、見慣れた風景を観察して。いつもより感覚を研ぎ澄ましてみましょう!

3.見つけたら相手を褒めてみよう

隠れている相手を見つけたら「よくこんなところに隠れたね〜!」「いいアイデアだね〜!」など、褒めてみましょう。他者を認めて肯定することで、自己肯定のトレーニングにもなるかも?!

隠れる側の場合

1. 鬼が数えている間にサッと隠れる

隠れる側は時間がありません。うまく隠れられるところにサッと身を潜めましょう。

2. じっと息を潜めて、呼吸に意識を向ける

なるべく見つからないように、じっと息を潜めます。鬼が見つけにくるのではないかとドキドキしてしまいますが、その感情は手放して。呼吸に意識を向けることで、気配を消します。鼻から吸って、鼻からゆっくりと吐く。なるべく音を立てないように静かに呼吸することを心がけましょう。

3. 見つかったら鬼を褒めてみよう

鬼に見つかってしまったら、「よく見つけられたね!」「見つけるの早かったね、すごい!」など、相手を褒めてみましょう。鬼も隠れる側も、ずっと楽しい気持ちでかくれんぼを続けられると思います♡

 

遊びの中にマインドフルネスを取り入れることで、親も子も遊びの時間に集中できるのではないでしょうか?ついつい他のことを考えがちなかくれんぼの待ち時間も、しっかり今ここに集中することで、子どもとの大切なコミュニケーションタイムに変身!ぜひ取り入れてみてくださいね♡

 

子どもと一緒に♡つかみ食べでマインドフルネス体験

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マインドフルネスイーティング(食べる瞑想)

マインドフルネスイーティング(食べる瞑想)というのをご存知でしょうか?五感をフルに使って、食べることだけに意識を向けることです。その食べ物がどんな色・形をしているのか、どんな匂いか、どんな感触か、どんな味か、どんな食感か、食べ物を噛む感覚、喉をとおる感覚、ひとつひとつを丁寧に観察していきます。

食べる瞑想は、ビジネスでのマインドフルネストレーニングでも活用されていて、自宅やオフィスで気軽にできる方法としても人気です。この食べる瞑想を育児にも取り入れられないか?と思い、子どもと一緒にできる食べる瞑想を考えてみました♡

子どもと一緒にできる!食べる瞑想でマインドフルネス

つかみ食べができるくらいの月齢から(生後9ヶ月ごろ〜)がオススメです。幼児さん、小学生でも楽しくできると思います。ママ・パパも一緒にやるのが良いでしょう。普段の食事ではなく、おやつの時間などにレクリエーションとして取り入れてみましょう!

1. つかみ食べできる食材をひとつ用意する

バナナやみかんなどのフルーツが、用意も後片付けも簡単でおすすめです。食べやすい大きさに切って出しましょう。幼児さんや小学生の場合は、そのままの状態で出してOKです。皮を剥く感覚なども体験していきます。

2. 食材を観察する

「どんな色をしているかな?」「どんな匂いがする?」など、子どもに語りかけながら観察していきます。「ぶよぶよしているね。」「すっぱい匂いがするね。」と感じたことをシェアしましょう。触ってみたり、つんつんしてみたり、自由に楽しみます。

3. 実際に食べてみよう

手にとって、口に入れてみます。すぐに飲み込まないで、味や食感を観察します。舌でころがしてみたり、歯で食材を噛んでみたり。ゆっくりと口の中で味わいましょう。子どもはパクパクと食べてしまうかもしれませんが、ママパパがゆっくり味わっている姿をみていると、真似をするかもしれませんね。

4.感想をシェアしよう

飲み込んだ後は、口の中での感触や味について感じたことを話し合いましょう。「甘くておいしかった」や「歯で噛んだらむにゅっとした」「なんども噛んだらどろどろした」など、できるだけたくさん感想をシェアしてみましょう。親子でも、感覚が違うことに気が付けるかもしれません。

食べる瞑想によって得られる気づき・効果

食べることに意識を向けることで、バナナひとつでこんなにいろいろな感覚を味わえるのか、と驚くかもしれません。他のことを考えたり、テレビを観ながら食べる食事とは全く違うことにも気が付くでしょう。また、食べる瞑想によって、食べすぎを予防したり、急ぎ食べによる消化不良を防ぐこともできます。家族との会話も増え、コミュニケーションにもよい働きを与えてくれると思います!ぜひ親子で楽しく実践してみてくださいね♡

授乳時間をマインドフルネスにする方法♡

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授乳は愛着形成にとって大切な時間♡

私は長女を完全母乳で、次女を生後三ヶ月まで混合(その後は完ミ)で育てました。新生児の頃は、まだうまく授乳ができませんでした。上手にくわえさせることに必死だったり、乳首の傷が痛むことも。これで合ってるのかな?と不安になりながら授乳していました。だんだんと慣れてきて、赤ちゃんがゴキュゴキュと飲んでくれるようになって、ようやく授乳タイムも落ち着きました。小さな口で一生懸命母乳を飲む姿は本当に愛おしくて、見ているだけで幸せな気持ちになりますよね♡ところが、だんだん授乳になれてくると、なんとなーくヒマになってくる自分もいました(笑)つい片手で携帯いじったり、テレビを観ながら授乳したり…。

しかし!授乳は母子にとって、とても大切な愛着形成の時間でもあります。赤ちゃんと密着すると、脳からオキシトシンが出て、お母さんも赤ちゃんも幸せな気持ちになるのです。その時間を有効に使って、マインドフルネスな授乳をしてみましょう!

マインドフルネスな授乳方法

1.赤ちゃんに意識を向ける

どんなふうに口が動いているのかじっと見つめたり、ごきゅごきゅと母乳を飲む音を観察してみましょう。赤ちゃんの表情や、飲んでいる様子に意識を向けることで、今ここ(授乳)に集中します。

2.自分に意識を向ける

今度は自分自身に意識を向けましょう。乳首を吸われている感覚に集中します。どのように乳首を吸われているのか、吸われていることでどんな感情を抱いているのか、観察します。授乳経験者の方はわかるかもしれませんが、差し乳の感覚に集中するのもよいと思います。「いま身体が母乳を作り出そうとしているな」「一生懸命吸っている赤ちゃんが可愛いな」「吸う力が強くて乳首が痛いな」と、なんでも湧き出てきた感情を観察しましょう。

3.赤ちゃんと自分に感謝をする

授乳が終わったら、赤ちゃんに「今日もたくさん飲んでくれてありがとう♡」と優しく声をかけ、自分の身体にも「母乳を作り出してくれてありがとう♡」と労りの言葉をかけましょう。

 

今日も赤ちゃんとの大切な授乳時間を過ごせたことに感謝して、一日をマインドフルネスに過ごしていきましょう!