マインドフルネスに子育てしたい!

二児の母がマインドフルネス育児を目指すブログ。ヨガ/たまに食物アレルギーも。

子どもと一緒に♡つかみ食べでマインドフルネス体験

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マインドフルネスイーティング(食べる瞑想)

マインドフルネスイーティング(食べる瞑想)というのをご存知でしょうか?五感をフルに使って、食べることだけに意識を向けることです。その食べ物がどんな色・形をしているのか、どんな匂いか、どんな感触か、どんな味か、どんな食感か、食べ物を噛む感覚、喉をとおる感覚、ひとつひとつを丁寧に観察していきます。

食べる瞑想は、ビジネスでのマインドフルネストレーニングでも活用されていて、自宅やオフィスで気軽にできる方法としても人気です。この食べる瞑想を育児にも取り入れられないか?と思い、子どもと一緒にできる食べる瞑想を考えてみました♡

子どもと一緒にできる!食べる瞑想でマインドフルネス

つかみ食べができるくらいの月齢から(生後9ヶ月ごろ〜)がオススメです。幼児さん、小学生でも楽しくできると思います。ママ・パパも一緒にやるのが良いでしょう。普段の食事ではなく、おやつの時間などにレクリエーションとして取り入れてみましょう!

1. つかみ食べできる食材をひとつ用意する

バナナやみかんなどのフルーツが、用意も後片付けも簡単でおすすめです。食べやすい大きさに切って出しましょう。幼児さんや小学生の場合は、そのままの状態で出してOKです。皮を剥く感覚なども体験していきます。

2. 食材を観察する

「どんな色をしているかな?」「どんな匂いがする?」など、子どもに語りかけながら観察していきます。「ぶよぶよしているね。」「すっぱい匂いがするね。」と感じたことをシェアしましょう。触ってみたり、つんつんしてみたり、自由に楽しみます。

3. 実際に食べてみよう

手にとって、口に入れてみます。すぐに飲み込まないで、味や食感を観察します。舌でころがしてみたり、歯で食材を噛んでみたり。ゆっくりと口の中で味わいましょう。子どもはパクパクと食べてしまうかもしれませんが、ママパパがゆっくり味わっている姿をみていると、真似をするかもしれませんね。

4.感想をシェアしよう

飲み込んだ後は、口の中での感触や味について感じたことを話し合いましょう。「甘くておいしかった」や「歯で噛んだらむにゅっとした」「なんども噛んだらどろどろした」など、できるだけたくさん感想をシェアしてみましょう。親子でも、感覚が違うことに気が付けるかもしれません。

食べる瞑想によって得られる気づき・効果

食べることに意識を向けることで、バナナひとつでこんなにいろいろな感覚を味わえるのか、と驚くかもしれません。他のことを考えたり、テレビを観ながら食べる食事とは全く違うことにも気が付くでしょう。また、食べる瞑想によって、食べすぎを予防したり、急ぎ食べによる消化不良を防ぐこともできます。家族との会話も増え、コミュニケーションにもよい働きを与えてくれると思います!ぜひ親子で楽しく実践してみてくださいね♡